人にぜひ勧めたい育児書と、幼少期の話
うちの子は私に似なくて、体が丈夫だ。
たまに具合を悪くなったとき、いつも開くのが、これ。
オロオロしながら読み進めていくと、「なんだ、そんなに慌てなくてもいいじゃないか。少し様子見るか」という気持ちになる。今まで何度もそうだった。
以下自分語り。
私はよく熱を出し、よく吐く子だった。
きょうだいの中でもダントツに体が弱い。第一子でこれだから、さぞかし母は心配だっただろう。原因が分からず長期入院したこともあった。
大きな病院に行ったこともあったらしい。
「こんな元気な子を産めるお母さんになったなんて!」
と、はじめてうちの子を見た親戚のおばちゃんが泣いて喜んで、その話もしてくれた。
いつも行く病院でもなく、保健室でもない、白いカーテンの部屋の記憶だけはある。そこだったのかな?
この本にも、私が幼少期にかかった病気のことが書いてあった。私が生まれた頃、まだこの本は世に出ていなかった。母の手元にこの本があったら、と思う。きっと心の支えになってくれたはずだ。