子ども用包丁
買ってよかったものの話。
子どもが2歳半頃だったか、夕飯を作っていると、自分も自分もと、手伝いをしたがるようになった。
はじめはボウルにきのこを入れたのを渡して、
「ばらばらしてね」、あるいはキャベツやレタスの葉を一枚「ちぎちぎしてね」
でごまかしてきたのだが、
もっと違うのがやりたい、トントン(包丁で切る)やりたい、 と言いだした。
さすがにそれは危ない…ダメだと言えば泣く。
早くご飯作んなきゃいけないのにーとイライラ。
後日、支援センターでママ友にこの話をしたら
「子ども専用の包丁買えばいいよ!」と
教えてもらった。
ザ・文明の利器。
トイザらスで購入。
まな板は100均で。
刃がギザギザしていて、手が切れない。
ハムやスライスチーズなら、子どもの力でも切れる。
主に味噌汁に入れる豆腐(の一部)や
ハムを「切ってくれない?」と
頼んで渡すと、子は喜んで切ってくれる。
豆腐は原型をとどめてない時の方が多いが、そのあたりは眼をつぶっている。
夕飯の時に食べながら、切ったものを見つけてこれは自分が作ったのだと、家族に自慢するようになった。みんなニコニコしてほめるから、ますます手伝いをするようになり、私は夕飯を作ってる間に子どもを持て余すこともなくなり、イライラも解消された。
ありがとう、子供用包丁。
ありがとう、教えてくれたママ友。