ママ友ゼロのときに心の支えだった絵本
子どもが月を見ながら
「おつきさまのおうちにいきたーい!」
と言ったのを聞いて、思い出した絵本
これをはじめて読んだとき、私は風邪をひいていた。そして、知らない土地で家族以外の人は家に来た宅配業者さんとくらいしか口をきかないような生活、つまり、友達と呼べるような人は近くにはいなかった。
その頃の子どもの月齢を考えれば、少し長い話だったろうに、子どもはいつも黙って最後まで聞いていた。
何度読んでもいい話だ。
ずっとながめていたい、あたたかい絵だ。
絵本の読み聞かせは、子どもにというより、母親の情緒の安定によい、というような話をどこかで聞いた。この本を読んでいると、そうかもしれない、と思う。私だけかな?